パウダーやカーヴィング、地形遊びに
「バックカントリーボード」

近年人気が急上昇しているバックカントリー。

より楽により身軽に登れるスプリットボード、スノーシューを装着しソリッドボード（通常のボード）を背負って自分の足で大自然の山道を登ってポイントを目指す。広大なゲレンデ、山頂には何も無い時の流れも感じない真っ白な空間。フワフワのパウダーの中を誰も踏み入れていないノートラックに自分のラインを描きながら滑り降りる爽快感は他では味わえない。

様々な過酷な環境の中でのスノーボードの為、自分のレベルにあったギアを選んで”非日常”の体験をしよう。

『グラトリ（グラウンド・トリック）』とは、平らな何もないバーンで繰り出すトリック全般のことを指します。スピンからプレスまで、そのトリックは無限に拡がり、各ライダーたちにより新しいトリック、スタイルが生み出されています。パークや地形がなくても、どこでも楽しめるオシャレなスノーボードスタイルです。

日本中のゲレンデを席巻し、日本で独自に進化を続けるているグラトリですが、実はアメリカの90年代初頭、まだパークが発展途上の時代に、ストリートスタイルのウェアを身にまとい、スケートスタイルを雪上に持ち込んだライダーたちも、多くのグラウンドトリックを生み出しています。当時はスピンしやすいボードを求め、ボードのノーズやテールをオリジナルにカットするのが大流行。

現在では、各メーカーから数多くのグラトリに適したモデルが発売されています。特徴は、しなやかなボードフレックスとチューンされたトーション（ねじれ）。操作性を上げ、プレスがしやすいように、単純に柔らかいだけでなく、そこからの反発力をトリックに活かせるフレックス。ノーズ・テールの端までしっかりと使えることができる調整されたトーション。そしてノーズ・テールの雪へのひっかかりを軽減してくれる、ダブルキャンバーやフラット、またはボードのセンター部にキャンバーのエッジグリップ力を残しながら、ノーズ・テールにロッカーを入れたハイブリットなど、そのボード形状も大きな特徴です。

ムラサキスポーツでは多くのブランドからリリースされているグラトリ向けのモデルをラインナップ。あなたが求めるスタイルにあった1本を見つけて下さい。

これ1本でなんでもこなしたい欲張りなアナタに
「ニュースタンダード」

朝イチのフレッシュパウダーをシュレッドし、締まったピステンバーンでカービングを楽しむ。午後からは気の合う友人たちとパークを流し、ゲレンデの地形では、お互いのライディングに歓声をあげつつ、また次の楽しさを求め、繰り返しリフトへと向かう。そんなスノーボード全ての楽しみを１本のボードで手に入れるなら、各ブランドを代表するスタンダードなモデルがお勧めです。

どんな地形・雪質でも安定した走破性を持ち、カービングでは高いエッジグリップを誇る。パークや地形では操作性の良さを併せ持ち、そのテールは高いオーリーを生む。
各ブランドの代名詞となる、自信を持って世に送り出されたスタンダードな１本こそ、最高のボード。それらは、ノーズとテールの形状、フレックスが同じ「ツインチップ」だったり、ノーズ・テールの形状は同じでもフレックスのみテールを固くして安定性を高めた「ディレクショナルツイン」だったり、ノーズがテールより長く、フレックスも直進安定性を求めてチューンされた「デイレクショナル」だったり様々ですが、共通して言えるのは、どんなシチュエーションでも抜群のパフォーマンスを発揮するモデルであること。

これからスノーボードの上達を目指す人には、その上達を手助けしてくれるボード。長年スノーボードを楽しんだ人も、最終的に選ぶであろうボード。そんな高性能でスタンダードな１本で、最高のシーズンを迎えて下さい。

〝ただ乗るだけ〟で気持ち良い！ゲレンデを自由に滑る
「フリーライド」

広い大きいバーン・細くタイトな林道に大きな壁、ゲレンデの地形でジャンプ、コース脇のサイドヒットがより楽しく。乗る／着るだけでテンション上がるようなシリーズ。ユニセックスサイズで豊富なバリエーションの商品が増えており、ジェンダーレスに。

久しぶりにスノーボードやってみよう！ただ滑りたいだけ！そんな方々には特にオススメ。フリーランが気持ちよくキレのあるターンで爽快にゲレンデを楽しめるでしょう。 デザインはシックで素材に拘ったアイテムが多くラインナップ。乗るだけで楽しい、それがフリーライド。

最強スノーウェアを身に纏え。
「ゴアテックス」

雪や雨といった、外からの水の侵入を完全にシャットアウト。発汗で発生した水蒸気は、ウェアの外へ放出。「濡れない」「蒸れない」。どんな環境でも常にウェアの中はドライな状態が保たれる。

スノーボーディングにおいて、これ以上快適な条件はありません。それを実現してくれるのが、防水透湿素材の『GORE-TEX / ゴアテックス』です。

ゴアテックス素材のスノーウェアなら、パウダー・ライディングやバックカントリーなどの厳しい環境下でも浸水や汗蒸れといったトラブルとは無縁。大雪や雨天時でも最大のパフォーマンスを発揮できます。
日本は世界もうらやむパウダー天国。その“JAPOW”と呼ばれる最高品質のパウダーを、心底ストレスフリーな状態で楽しめるのがゴアテックスなのです。

そしてもちろん、ゲレンデで楽しむスノーボーディングでも、例えば日常生活でさえも、どんな環境でも一度身にまとえば、その快適性を享受することができます。きっと、もう二度と他の素材を使ったウェアには後戻りできなくなるでしょう。

ムラサキスポーツではゴアテックスの快適性をより多くの人に知ってもらうために、豊富な商品を取り揃えております。

ゲレンデの視線を独り占め！スノーウェアのトレンドスタイル
「ストリートミックス」

いま注目されているスノーボードウェアのトレンドは、街のストリートファッションテイストをそのままスノーウェアのデザインやコーディネートに取り入れた「ストリートミックス・スタイル」！ 今シーズン、ユニセックスでオススメのオシャレなスタイルです。

ストリートファッションで人気のワイド＆ルーズなパンツに、90年代スポーツブランドからリリースされていたトラックジャケットをデザインソースにしたような切り返しカラーやライン使いのジャケットや、ワーク＆ミリタリーウェアをデザインソースにしたジャケットをコーディネート。カラーはネオン、ビビットカラーといったハッキリしたものから、絶妙な色合いのニュアンスカラーを用いたものまで様々です。

ムラサキスポーツでは、ドメスティックブランドはもちろん、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパの海外ブランド、そしてZ世代に人気の韓国ブランドからもリリースされている「ストリートミックス」テイストのウェアを幅広く展開しています。

晴れの日も曇りの日もレンズ1枚でOK！
「調光レンズゴーグル」

スノーゴーグルを選ぶ時、最も重要なチェックポイントのひとつが「見えやすさ」です。見えにくいゴーグルを使っていては滑りのパフォーマンスも低下しますし、何より事故の危険があります。
しかし、ゴーグル越しに見える景色の明るさは天気や時間帯によって大きく変化します。特にゲレンデの天候はとても変わりやすいので、対応するレンズの種類も様々。いちいちレンズを付け替えるのは手間が掛かりますし、慣れないうちは自分に合ったものを選ぶだけでも一苦労です。

そこでムラサキスポーツがおすすめするのは、最新鋭の『調光レンズゴーグル』！ その魅力と、今シーズンのおすすめモデルをご紹介いたします。

スノーボードの必須アイテム！
「グローブ＆ミトンコレクション」

スノーボードには欠かせないアイテムと言えば『グローブ』！ 防寒具として必須なのはもちろんですが、ファッション方面でもウェアのスタイルに合わせてコーディネートを完成させ、トレンド感を演出してくれます。

スタンダードな5本指グローブ、3本指のトリガーグローブ、そしてミトンなど形もいろいろ。ムラサキスポーツでは、今年もオーバーミトンやニュアンスカラーの旬なアイテムをラインナップ。最高の防水透湿性を求めるならGORE-TEX素材のモデルがおススメ！

グローブとミトンの種類は大きく分けて3種類！ それぞれにメリットがあり、どれを選ぶかによってスノーウェアのコーディネートも変わってきます。自分の好みやスタイルに合ったものを選びましょう。

■ 5本指グローブ（5フィンガー）
5本指が分かれたタイプのスタンダードなグローブです。指が自由に動かせるので、グローブを着けたままでもビンディングの着脱やジップの開閉などの細かい作業がしやすいのがメリット。
ただし、指先の保温性はミトンの方が高めです。また、防水性が低いモデルだと、雪の水分が縫い目から沁み込んでくることがあります。

■ ミトン
親指だけが独立し、他の4本指がまとまったタイプ。丸っこくて可愛らしいシルエットも特徴です。
指がまとまった形状なので体温が奪われにくく、グローブよりも防寒性能が高いのがメリット。また、縫製が少ないので濡れても水分が沁みにくいです。
デメリットは指の動きを大きく制限してしまうので、細かい作業をするのが難しくなります。

■ トリガーグローブ（3フィンガー）
小指・薬指・中指の3本がまとまり、人差し指と親指が独立しているグローブ。5フィンガーとミトンの中間のような使い心地が特徴です。
親指に加えて人差し指が自由に動かせるので、ミトンに比べてビンディングの着脱やワックスの塗布などの作業がしやすいです。それでいて形状はミトンに近く、5フィンガーよりは保温性も高めです。
欠点は5本指やミトンに比べると着け心地が独特なこと。慣れるまではちょっと違和感があるかもしれません。