2022年4月22日、小谷村や白馬村の桜は丁度いい見頃。
花見酒なんて出来たら最高です。
21-22シーズンの滑走23日目は栂池バックカントリーとなりました。
栂池高原スキー場からアプローチをし3時間半のハイクアップの末、船越の頭まで行ってきました。
春になると動き出す栂池ロープウェイを利用し、一気に標高を上げることが可能です。
栂池ロープウェイの自然園駅が標高1.800Mから2.600Mまでの道のりは決して楽なものではありませんでした。
平日ということと既に立山シーズンが始まっていることでBCスノーボーダー&スキーヤーは極少。
心配していた天候もロープウェイを降りれば雲の上。
終日快晴で気持ち良く楽しめました。
お付き合いくださいました皆様ありがとうございました。
松本在住の際にいつもご贔屓にしてくださっていたお客様の皆様とセッションでした。
夜中まで降ったであろう雨でコンディションがちょっと心配でしたが、ロープウェイで標高上げれば終日快晴。
バックカントリーエリアは人も少なく、そして安全に楽しめました。
山麓から乗ったゴンドラは濃いガスの中。
不安がよぎりますが...
でも安心してください。
ちゃんと晴れてますよ!
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園駅を降りれば予報通り。
いつもなら天狗原を目指して、そこから白馬乗鞍岳の大斜面を狙うルートですが、今回は栂池自然園エリアを通り船越の頭を目指します。
快晴のお陰で登る前からテンション高めです。
ビーコンチェックをしてスタートです。
最初は平らな地形が続きます。
初バックカントリーなのにも関わらず八方南斜面の2回戦を余儀なくされたお二人。
そして今回バックカントリー2回目。
初回が初回だけにポッキリ心が折れていたのでしょうか。
今回はそうとうな覚悟をしてきたに違いない...。
「今度はどこまで引っ張りまわされるのか?」
「まだ2回目なんですけどっ!」と。
不安で仕方が無く前夜は眠れなかったとか。笑
しっかりとその期待は裏切りません。
楽なのは最初だけ。
その後は急登が続きます。
しんどい。
ハイクアップは楽ではありません。
でも標高を上げて行く度に見える景色が変わってきます。
入り組んだ尾根と沢、そしてそこに広がる斜面の数々。
いつまでも飽きずに見ていられます。
あたくしがゆっくりなのはスタミナ切れではございません。
一歩一歩景色を堪能しているだけです。笑
尾根沿いに出ると強い風。
時おり突風にやられます。
本当はヘトヘトです。
3週連チャンで同じルートを登っている彼。
素晴らしい!
さすがです。
辛い思いをして登った先にはこれまた素晴らしい景色が待ってました。
雄大な景色を眺めながらのランチタイムは何を食っても美味い。
雲海が広がり日本海は見ることは出来ませんでしたがここまで登った甲斐がありました。
ビール隊長の彼もあまりの絶景に大満足です。
風も強くなってきました。
腹ごしらえを終えたらすぐにドロップです。
写真右下に遠く見えるのがゴール地点の栂池高原スキー場です。
トップバッターが行きます。
危険個所は無さそうです。
しかし少し雨溝が気になるようです。
順番にスタートです。
いつものお方も翌日のバンクドの大会に備えヤル気満々の鼻息荒めです。
凄いとしか言いようがないこの景色。
適度なザラメで板も走ります。
気持ちいい。
イェーイ!
大斜面を独占!
自然と声が出ちゃいます。
2ピッチ目も最高!
攻めっぷりはいつも以上です。
気持ち良く滑れる斜面にみんなでトラバース。
3ピッチ目。
4ピッチ目。
どこまでも広大な斜面。
どの場面でも絵になります。
この後も名残惜しみながらピッチを重ねて...。
滑り終えてみればハイタッチを交わす。
皆様、最高の笑顔です。
やっぱりスノーボードって素晴らしい。
新潟の店舗でもスタイルやカテゴリーを問わず同じようなスタンスで楽しめるお客様に早く巡り合いたい。
もっと仕事頑張ろっ。